製品情報
サスペンドスクリーンは大板ガラスを特殊な金物で吊下げ、ゆがみのない大きな開口部を構成するガラススクリーンです。自重によるたわみをなくし、美しい外観と同時に安全性も確保した空間を創ります。
サスペンドスクリーンは大板ガラスを特殊な金物で吊下げ、ゆがみのない大きな開口部を構成するガラススクリーンです。自重によるたわみをなくし、美しい外観と同時に安全性も確保した空間を創ります。

サスペンド機構によりガラス本来の光学的性能が十分発揮され、美しい透視像や反射像が得られます。
スティフナーにガラスを用いると完全透視の大きな開口部が得られます。
※ らんまガラスにご使用の際は、万一の破損にそなえ、飛散防止フィルムを貼付し、自重受け金物を併用するなどの落下防止対策をおとりください。
耐風圧性能
一般の四周サッシ窓と同様、スティフナーガラスは有効な支持として働きます。
◦ スティフナーガラス幅は計算により求めてください。
◦ 面ガラス・スティフナーガラスの上部は上部サッシ枠と振れ止め金物で、下部は下部サッシ枠で強固に支持します。
◦ スティフナーガラスの上下端部は固定材(EPDM耐シリコーンタイプ・硬度90°または、ポリカーボネート樹脂+EPDM耐シリコーンタイプシート・硬度90°)で支持してください。
注: シリコーン系シーリング材がポイントになりますので、選定にあたってはモデュラス・耐久性などご配慮ください。
耐震性能
◦ 最端部のガラスは、各ガラスのせり合いによって変位が集中しやすいので、側部サッシは溝深さを大きくとり、十分なエッジクリアランスを確保してください。
◦ コーナー部は金属方立を設ける方法が耐震上優れています。また、ガラスを突き合わせとする際は、ガラスとサッシ間にEPDM耐シリコーンタイプを挿入し、さらに面ガラスと面ガラスの突き合わせ目地幅を10〜15mm程度としてください(突き合わせ目地は耐震性を考慮し、中モジュラス程度のシリコーン系シーリング材を推奨します)。
◦ スティフナーガラスは面ガラスとのシリコーン目地幅を10〜15mm程度確保し、さらに上下サッシの溝幅を広げてガラス・サッシ間目地幅を10〜12mm程度にすると耐震性向上に有効です。
注:耐震設計に関しては事前にご検討ください。