OIT梅田タワー 大阪工業大学梅田キャンパス(大阪)
基本情報
- 設計
服部・石本・安井設計監理共同企業体
- 施工
西松建設
- 品種
スペーシア21[ビル用]
物件概要
大阪・梅田の中心地に建つ都市型タワーキャンパスです。高層階の北側には学生のつどいの場となる「コミュニケーションボイド」という吹抜け空間を設け、この空間をコアとして、地球環境にやさしいゼロ・エネルギー・スペース「ZES」を拡張していく計画をしています。太陽光発電の発電量とエネルギー消費量を年間収支でゼロにすることを目指すスペースです。自然エネルギー利用や消費エネルギーの最適化により、太陽光発電量と需給のバランスが取れます。この吹抜け空間では外装材の高断熱化で空調負荷を低減するにあたり、北面カーテンウォールのガラスには、コンクリート外壁+断熱材と同等という断熱性能に注目して、超高断熱の複層真空ガラス「スペーシア21」を採用しました。熱貫流率1.0W/㎡・K以下の透明な超高断熱複層真空ガラスにより、北面の安定的な自然採光による、明るく快適な地球環境にやさしい吹抜け空間が実現しました。