コラム「防災と窓」

強風による災害とその対策について、風工学とリスクマネジメントの観点から、
防災に関する国内最先端の研究を展開される 京都大学 防災研究所 丸山 敬 教授にお話を伺いました。

第2回 被害軽減対策と今後の台風の性質について

お待たせしました。第2回目のコラムをご紹介します。
前回に引き続き、台風・強風による内容を寄稿いただきました。
避けられない自然災害とはいえ、台風の性質を知り、事前・事後に対策を行うことで、被害を最小限に食い止めることができるようです。

第1回 台風・強風が建築物、開口部に与える
被害について

記念すべき第1回のコラムでは「台風・強風が建築物、開口部に与える被害について」ご紹介します。
大型台風や強風が建築物に与える被害、特に建物の弱点となる開口部にどのような被害が想定されるのか。

今後も「防災と窓」をテーマに、強風による災害とその対策として、今後コラムを寄稿していただく予定です。どうぞご期待ください。

丸山教授について

丸山敬教授

<プロフィール>
丸山敬・まるやまたかし
京都大学 防災研究所 教授

<略歴>
大阪府生まれ。京都大学工学部建築学科を卒業後、同大工学研究科建築学専攻を修了。京都大学防災研究所にて助手、准教授を経て、2012年4月より現職。学生時代はグライダー部に所属しており、その頃から風に慣れ親しんでいた。大の温泉好きであり、最近のお気に入りは仙仁温泉(長野県)。
1978年 大阪府立四条畷高校卒業
1982年 京都大学工学部建築学科卒業
1984年 京都大学大学院工学研究科修士過程建築学専攻修了
1985年 京都大学防災研究所 耐風構造研究部門(助手)
1994年 京都大学博士(工学)
1995年 ドイツ・カールスルーエ大学流体力学研究所(研究員)
1998年 京都大学防災研究所 大気災害研究部門(助教授)
2007年 京都大学防災研究所 気象・水象災害研究部門(准教授)
2012年- 京都大学防災研究所 気象・水象災害研究部門(教授)

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