オプティホワイト(高透過ガラス)
撮影協力:SHIBUYA SKY
オプティホワイトは鉄分の含有量を少なくすることで、フロート板ガラスにみられる青みをおさえた透明感のある高透過ガラスです。内部空間と外部空間の視覚的な一体感をはかる建築物、透明効果とあわせて構造体を露出させる建築物など海外では大変人気の高いガラスです。エッジ部分の加工も高透過ガラスならではの美しさが特長ですので、ショーウインドウや展示ケースなどへの用途にも美しく調和し、やわらかな光を放つ光壁として最適です。 オプティホワイトによってデザインの自由度が広がります。
特長
開口部などの建築用途以外にもショーケースやディスプレイ用ガラスとして使用することで、視認性を高め、ガラス越しに眺める展示物をありのままに表現します。また、ガラス小口を露出したデザインなど小口加工を施すことで、透明感あふれた美しい仕上がりになります。
■単板ガラス
開口部などの建築用途以外にもショーケースやディスプレイ用ガラスとして使用することで、視認性を高め、ガラス越しに眺める展示物をありのままに表現します。また、ガラス小口を露出したデザインなど小口加工を施すことで、透明感あふれた美しい仕上がりになります。
※数値は可視光透過率。数値が大きいほど採光性に優れています。
オプティホワイトを素板として、つぎの製品が製造可能です。
■合わせガラス
2枚のガラスの間に透明で接着力の強い中間膜を挟んだガラスで、破損時の貫通や破片の脱落を防ぎ、被害を最小限に抑える安全なガラスです。中間膜を厚くすることで防犯性能を高めることが可能です。ガラス小口を露出させるリブガラスなど透明感を引き立たせ開放感あふれる大空間を実現します。また、高層階のエレベーターホールにおいての眺望性や意匠性を高めます。
■セラミックスプリントガラス
ガラスの室内側面にセラミックペーストを印刷焼付け、デザイン性を高めたガラスです。セラミックスプリントの標準色は11色あり、特にホワイト系はオプティホワイトならではの青みをおさえたありのままの色調を忠実に表現します。強化、耐熱強化、倍強度ガラスの仕様が可能です。
■複層ガラス
2枚のガラスの間にある中空層によって断熱性能を高めます。片側のガラスをLow-Eガラスで構成すると断熱・遮熱性能をさらに向上させることができます。
■強化ガラス
ガラス表面に圧縮応力を形成し、通常のフロート板ガラスに比べて3~5倍の強度を向上させています。万一破損しても破片は鈍角の粒状となります。
施工事例
寸法表・構成表
関連リンク