タフライト(強化ガラス)

タフライトはフロート板ガラスを約700℃まで加熱した後、ガラス表面に空気を吹きつけ、均一に急冷し表面に圧縮層を持たせた強化ガラスです。

特長

強度

タフライトは風圧、水圧などの外力に対し、同じ厚さのフロート板ガラスに比べ3〜5倍の静的強度を持つ強化ガラスです。

安全性

万一破損しても破片は鈍角の細かい粒状になります。フロート板ガラスのような鋭い破片が生じることがありませんから、危険性が大幅に減少します。

耐熱性

温度の急激な変化に対し、一般の板ガラスに比べ数倍の耐熱性を有します。

※ 開口部の設計にあたってはガラス建材総合カタログ「技術資料編」の8-3-5.改訂版ガラスを用いた開口部の安全設計指針 https://glass-wonderland.jp/cms/wp-content/uploads/2020/10/2024_g08_108-.pdf をご参照ください。

用途

階段まわりのフェンスやエスカレーターの腰板
学校の窓・扉、浴室の間仕切など安全性が要求されるところ
ガラステーブル、ショーケース、間仕切などのインテリアおよ び家具
自動車、車両、船舶の窓