ガラススティフナースクリーン

製品情報

ガラススティフナースクリーンはスティフナーガラスを用い、開口部をすべてガラスだけで構成したガラススクリーンです。

構造図

■標準構造
1 上部構造
上部サッシ(ガラス工事外)
◦ 風圧力に対してガラス上辺を支持するために十分な剛性が必要です。特にスティフナーガラスの小口面に当たる部分は注意が必要です。
◦ ガラスとサッシの目地幅を10mm以上とします。
◦ スティフナーガラス端部は固定材(EPDM耐シリコーン
タイプ・硬度90°または、ポリカーボネート樹脂+EPDM耐シリコーンタイプ・硬度90°)で支持してください。スティフナーガラスのかかりしろは設計風圧力によって生じる反力に応じて決定します。最低でも20mm以上または板厚の1.5倍とします。

2 ガラス部構造
面ガラスおよびスティフナーガラスの目地幅は耐震設計によって決定してください。
面ガラス
◦ フロート板ガラス 厚さ8ミリ以上、または合わせガラス、いずれも必要な耐風圧力を持つものとしてください。
スティフナーガラス
◦ 必要なシール接着幅を確保できる厚さと、必要な耐風圧力を持つ幅としてください。
◦ 面ガラスとスティフナーガラスの突き合わせ目地幅は10〜15mm程度としてください。

3 端部構造
端部サッシ(ガラス工事外)
◦ サッシ溝深さ45mm以上
◦ ガラスかかりしろは20mm以上または板厚の1.5倍とします。
◦ ガラスとサッシの目地幅は10mm以上とします。
◦ ガラス施工上、押縁を要する場合があります。

4 下部構造
下部サッシ(ガラス工事外)
◦ サッシ溝深さ標準50mm
◦ 面ガラスかかりしろは20mm以上かつ板厚の1.5倍とします。
◦ ガラスとサッシの目地幅は10mm以上とします。
◦ スティフナーガラスの端部は固定材(EPDM耐シリコーンタイプ・硬度90°または、ポリカーボネート樹脂+EPDM耐シリコーンタイプ・硬度90°)で支持してください。スティフナーガラスのかかりしろは設計風圧力によって生じる反力に応じて決定します。最低でも20mm以上かつ板厚の1.5倍とします。

主な特長

  • 大きな開口部

    サスペンドスクリーンと同様に完全透視の大開口部が得られます。

  • 簡易な構造

    ガラスの吊下げを必要としないので、上部構造が非常にシンプルになります。

仕様・性能

設計基準
ガラス品種、シーリング材、標準目地幅、スティフナーガラスなど吊下げ項目以外についてはサスペンドスクリーン構法に準じます。

品質保証