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建物の外皮性能について
建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(以下、「建築物省エネ法」という。)におけるPAL*(外皮基準の指標)により算出されたBPIが1.0以下であること及び、それを証するに必要な資料を添付すること。
一次エネルギー消費量について
Step1:建物の外皮性能について
「断熱窓」、「断熱材」の導入により、改修後の外皮性能BPIを1.0以下にすること。なお、改修前の外皮性能BPIが既に1.0以下の場合はSTEP1は必須ではない。
※改修前のBPIが1.0超の場合は、必ず「断熱窓」・「断熱材」のうち少なくともいずれか一方を導入すること。
製品区分 | 概要 |
---|---|
断熱窓 | ガラス交換、内窓設置 等 |
断熱材 | グラスウール、硬質ウレタンフォーム 等 |
BPI(Building Palster Index)
BPIとは、省エネ法改正に伴い設けられたPAL*(パルスター)により算出される年間熱負荷の基準を指す。
BPIの定義は以下の式で表す。
BPI=設計PAL*/基準PAL*
PAL*は、建物の屋内周囲空間の床面積当たりの年間熱負荷のこと。
Step2:高効率設備の導入
「高効率空調」、「制御機能付きLED照明器具」の導入により、一次エネルギー消費量が省エネルギー基準から用途に応じて30%又は40%以上削減されること。なお、改修前のBPIが既に1.0以下の場合は、改修後の一次エネルギー消費量が省エネルギー基準から用途に応じて40%又は50%以上削減されること。
製品区分 | 概要 |
---|---|
高効率空調 | パッケージエアコン、セントラル空調 |
制御機能付きLED照明器具 | LED照明器具、制御装置 |
省エネルギー基準
住宅・建築物の一次エネルギー消費量の基準の水準として、BEI(Building Energy Index)という指標を用いる。
本事業では一次エネルギー消費量基準(1.0)を下回る必要がある。
【ホテル・病院・百貨店・飲食店 等】 BEI≦0.7【事務所・学校 等】BEI≦0.6
申請におけるエネルギー計算
交付申請時におけるエネルギー計算は、建築研究所計算支援プログラム(Webプログラム)を使用してください。申請をご検討されている建物所有者の方々は、ZEBプランナー等の協力を得ながら事業計画を立案してください。
登録済みのZEBプランナーの一覧はSIIホームページを参照してください。
ZEBプランナー一覧:https://sii.or.jp/zeb/planner/search
エネルギー管理システム(BEMS)を導入し、原則、空調や照明等の設備区分毎にエネルギーの計測・計量を行い、データを保存・表示・分析評価できること。
建築物の環境性能に関する第三者認証による評価(建築物省エネルギー性能表示制度(BELS))において、省エネルギー性能評価の認証を補助事業開始後速やかに取得(単年度事業の場合は完了実績報告書の提出まで、複数年度事業の場合は交付決定から1年以内)し、完了実績報告時に、「省エネルギー性能表示」およびその表示に関する「評価書」の写しを提出すること。
定額補助金額
製品区分 | 算出方法 |
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断熱窓 | 製品の種別当たりの補助金額[円/㎡]×窓面積[㎡] |
断熱材 | 製品の種別当たりの補助金額[円/㎡]×施工面積[㎡] |
高効率空調 | 設備の種別当たりの補助金額[円/kW]×設備能力[kW] |
制御機能付きLED照明器具 | 設備の種別当たりの補助金額[円/台]×設備能力[台] |
BEMS | 延べ床面積区分毎に定める金額 |
※定額補助金は設備費と工事費を考慮した金額となる。
事業概要の各項目や要件などの詳細はSII環境イニシアチブの特設ホームページ及び公募要領をご確認下さい。
特設ホームページ:https://bl-renos.jp/