新宿住友ビル 三角広場
基本情報
- 設計
日建設計
- 施工
大成建設
- 着工~竣工
2017年9月 ~ 2020年6月
- 所在地
東京都新宿区西新宿2丁目
- 製品
Low-Eガラス(シルバー54・倍強度合わせ仕様)と網を用いたLow-E複層ガラス
- 写真提供
住友不動産
物件概要
新宿住友ビル「三角広場」は、2020年の大規模リニューアルにより全天候型イベント空間として再生された施設です。高さ約25mの大屋根構造のもと、ガラスと鉄骨フレームを基調とした開放的な空間デザインが採用され、多目的イベント・展示会・地域交流スペースとして活用されています。本リニューアルでは、安全性・快適性・断熱性能を重視し、外装開口部にLow-Eガラス(シルバー54)の倍強度仕様と網入りガラスを組み合わせたペアガラスが採用されました。ガラスの大屋根で覆われた三角広場は、約 3,250平方メートルもの広さとなっています。
これにより、優れた遮熱・断熱性能と視認性を両立するとともに、災害時にも配慮した高い安全基準をクリアしています。また、自然光を最大限取り入れながら屋内環境を安定させ、年間を通じた利用効率を向上。超高層ビルの足元に公共性と快適性を持つ都市広場として、新宿西口エリアの再生と街の賑わい創出に寄与する空間へと生まれ変わりました。