ペアマルチレイボーグ([日射遮蔽型]Low-E複層ガラス)

ペアマルチレイボーグは、室外側ガラスをLow-E膜でコーティングした日射遮蔽型のLow-E複層ガラスです。日射エネルギーを大きく反射するうえに、ガラス自体が吸収したほとんどの熱を室外へ放出し、夏の冷房効果を高めます。
さらに冬は高断熱性能を発揮。室外の冷たさを室内に伝えにくく、室内の暖かさを室外に逃しにくくするので暖房効率の向上にも役立ちます。

ガラス構造図

特長

遮熱性(日射熱カット)

ペアマルチレイボーグは、窓ガラスを通して入ってくる日射熱量を約60%カットします。その性能は一般複層ガラスペアマルチの約3倍。そのため夏の冷房負荷を軽減し、省エネに大きな効果を発揮します。

高い断熱性能

Low-E膜と中空層の働きで高断熱性能が発揮されます。そのため室内の熱が逃げにくく、室外の冷気も室内に伝えにくいため、同じ暖房温度でも暖房効果に差ができ、お部屋の暖かさが違います。

紫外線カット(UVカット)

太陽の光に含まれる紫外線は、家具・カーテン・壁の色褪の原因になります。ペアマルチレイボーグは、Low-E膜の効果で、その紫外線の約82%をカットします。

快適な室内環境

夏は、日射熱の侵入をおさえるので、冷房効率を向上させ、室内を涼しく快適な環境をつくります。また冬は、暖房をしていても暖かいからだの表面から窓ガラス付近の冷気に熱を奪われ寒く感じる「冷輻射」や、足元が冷え冷えする「コールドドラフト現象」をやわらげます。

 

結露軽減

室内と室外に大きな温度差ができることで、ガラス面に結露が発生することがあります。ペアマルチレイボーグは、Low-E膜と中空層による優れた断熱性能によって室内側のガラスの表面温度が下がりにくいため、一般複層ガラスペアマルチと比較しても、さらに結露軽減効果に優れています。