防災ガラス

災害で破損しても、危険を最小限に抑える

防災ガラスは、丈夫な中間膜を2枚の板ガラスの間にはさんだ合わせガラスです。
(JIS R 3205 合わせガラス)

地震や台風などの災害が起きた時、万一衝撃によりガラスが割れても、丈夫な中間膜により、飛散や、ガラスの脱落からの破片によるケガを防止しますので、学校など、公共の施設でのご採用をおすすめします。

またこの優れた安全性能に、防犯・防音など様々な機能を付加することも可能ですので、あらゆるシーンで幅広くご採用いただけます。

防災ガラスの優れた性能

脱落防止性能

衝撃によりガラスが割れても、脱落防止性能によって、破片が落ちることはほとんどありません。破壊後にさらなる変形を加えても、飛散率は2%程度。その破片も最大で約6~25g程度に納まっており、防災性能に優れていることが分かります。
出典:財団法人 日本建築防災協会「ガラス飛散防止性能検討業務 報告書 平成15年3月」より

※飛散率:ガラスを強制的に破壊し、その時脱落した破片の総重量をガラス全体の重量に対する百分率(%)で表したものです

耐貫通性能

人体がガラスに衝突してしまう事故が発生しても、人体が貫通する事はありません。
ガラスによる大怪我や落下事故といった被害の拡大を防止します。

ショットバッグ試験(落下高さ75cm)


防災ガラス「ラミペーン」は衝突時に広範囲が細かい破片となりましたが破片の飛散・脱落は見られず貫通を防ぎましたが、フロート板ガラスは全面が大きく鋭利な破片となり遠くまで飛散し、ガラス破片が脱落しました。

紫外線カット性能

中間膜は人体への有害な紫外線を99%以上カットします。
家具やカーテンなどの変色、褐色防止にも有効です。

バリエーション

優れた安全性能に防犯・防音など様々な機能を付加することができます。

1.防犯 防犯ガラス「セキュオ」

ラミペーンよりもさらに厚い中間膜やポリカーボネート板をはさむことで窓を破る行為に高い抵抗力を発揮。

2.防音 防音ガラス「ソノグラス」

遮音性能を高めた特殊中間膜をはさんで音域全体にわたる高い遮音性能を実現

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