平成26年度補正予算において、既築住宅・建築物における高性能建材導入促進事業の実施が決定しました。
集合住宅において省エネ性の高い窓ガラスへエコリフォームするとガラス材料費と工事費の合計金額の1/3以内、1戸当たり最大で150万円の補助金が助成されます。
公募期間は、複数回に分けて実施される予定です。詳しくは執行団体である(一社)環境共創イニシアチブ(※以下SII)のHPをご確認ください。
※この事業は省エネルギー性能の高い高性能建材を用いた改修に交付される国庫補助金です。
(経済産業省)
事業内容
一般社団法人環境共創イニシアチブ(以下、「SI I」という)が指定する高性能建材の導入を行う者に対して、その費用の一部を補助します。但し、全窓改修が条件となります。
1)申請者の資格<集合住宅の場合>
下記の@ABいずれかに該当する者を対象とします。
@集合住宅(分譲)の所有者
ただし、当該住宅が下記のA〜Cの条件を満たす場合に限ります。
A. 申請者が常時居住する住宅であること。
B. 専用住宅であること。
C. 申請時に申請者自身が所有していること。
A集合住宅(分譲)の管理組合または集合住宅(賃貸)の所有者
集合住宅(賃貸)の場合は、1戸からの申請も可。
集合住宅(分譲)の場合は、当該住宅が下記A・Bの条件を全て満たす場合に限ります。
A. 原則、当該集合住宅の全戸を改修すること。
B. 改修する住戸に常時居住する住民がいること。
B転売物件(集合住宅(分譲))を購入し、所有を予定している者
ただし、下記A・Bの条件を全て満たす場合に限る。
A. 申請者は購入後の所有者とし、交付申請時には、売買契約が締結されていること。
B. 「補助事業実績報告書」提出時に、当該住宅住所の住民票が提出できること。
2)補助率、補助金額および補助上限単価
@補助率
補助対象経費(材料費+工事費)の1/3以内とします。
A補助金額
上限150万円/1戸
※集合住宅の全戸改修においても1戸あたりの上限金額となります。
B単位面積あたりの補助上限単価(集合住宅/ガラス交換)
見積書より算出した対象金額と上限単価より算出した金額のどちらかが低い方が適用されます。
地域区分 | 断熱性能 | 補助上限単価(円/㎡) |
---|---|---|
1〜6地域 |
Aグレード(U値≦2.33) |
60,000 円 |
1〜6地域 |
Sグレード(U値<1.50) |
73,000 円 |
※事業内容についての詳細は、SIIのホームページをご確認ください。
https://sii.or.jp/material26r/
エネルギー計算結果早見表<集合住宅/ガラス交換>
集合住宅の場合は、すべての窓※を改修することが条件になります。
また、地域区分によって断熱性能(U値)が決められていますので、お住まいがどの地域に該当するのかご確認のうえ、最適な製品をお選びください。
※換気小窓、300×200o以下のガラスを用いた窓及びジャロジー窓等は対象外。
※U値(W/㎡K)はガラス中央部の熱貫流率を表します。
※7,8地域においては、住宅全体の一次エネルギー消費量が15%以上削減する計算式を添付の上、申請を行います。
また、地域区分によって断熱性能(U値)が決められていますので、お住まいがどの地域に該当するのかご確認のうえ、最適な製品をお選びください。
※換気小窓、300×200o以下のガラスを用いた窓及びジャロジー窓等は対象外。
地域の区分 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
U値 (W/uK) |
U値≦2.33 |
個別の計算 による申請 |
※7,8地域においては、住宅全体の一次エネルギー消費量が15%以上削減する計算式を添付の上、申請を行います。